戦争は楽しいものなのか? (2001-11-10 07:08:54) 非常に不謹慎なタイトルですが、戦車の上で満面の笑顔でポーズを取っているタリバ
ンを見ていると、彼らはこの戦争を楽しんでいるのではないかと思ったりする。 たぶん、それは当っているのではないかと思う。 戦争は本当は楽しくてワクワクするものなのだ。
ただ、それがバレてしまうと「大変なこと」になってしまうので、人は戦争はいけな いと言い張る訳だ。 しかし、このひとつの真実はとても危険なことでもあると思う。
どういうことかというと、人の中の他者としての脳の快感システムと、人が人である ための人間らしい側面は常に葛藤していて対立しているからだ。
例えば、人の心の病いである「アルコホリック」(アルコール依存)、「家庭内暴力」 や各種の「暴力嗜癖(依存)」、「ワーカーホリック」、「麻薬依存」「セックス嗜
癖」「ギャンブル依存」「借金癖」「買い物依存」「恋愛依存」「過食、拒食」「リ ストカット」などは、依存症もしくは嗜癖(しへき)と呼ばれている。
嗜癖(しへき)」とは『「アディクション(Addiction)」の訳語で、「ある習慣へ の耽溺」を意味します。重症例は病気とされ、「依存症(Dependence)」と呼ばれま
すが、嗜癖はもう少し軽症例から重症例までを含めた広い概念で使われる』(赤城高 原ホスピタルHPより引用)ものだ。 参考HP 赤城高原ホスピタル
http://www2.gunmanet.or.jp/Akagi-kohgen-HP/AD.htm 嗜癖には、物質嗜癖、行動プロセスの嗜癖、人間関係の嗜癖などが存在し、人のほと
んどの活動が嗜癖や病いになる可能性を秘めている。 人にはどうしようもない欲望があるが、それをストレートに表現できない、その欲望
を達成できない時に、何か他の形でそれを達成しようとするのが嗜癖である。 それは、本当の欲望を押さえつけられたり、達成できなかったためにできた「偽りの
欲望」であるから、それをいくら繰り返しても自分の「本当の欲望」を達成できない 限りなくならない。 それで何度も繰り返して、中毒や依存に陥っていく。
本当の原因は自分の心の中の「空虚感」なのだから、それに気づいて、満たしてやる 必要がある。 ところが、世の中や自分というのは、何かと思うようにならなくて、ほとんどの欲望
を人は満たすことが出来ないようになっている。 そうなると、できることは限られて来て、何か他の形でそれを満たすか(嗜癖)、最 終的には、そういう現実を受け入れる(断念)しかなくなってくる。
では、そうならないためにはどうしたらいいかというと、欲望を否定せずに素直に表 現して、その欲望を達成できるために、人間らしく「適切な行動」を取るしかない。
それができなければ、その現実を受け入れる(断念)しかなくない。 そういうことについて、断念の果てに辿り着いたのが「平安の祈り」である。
平安の祈り 神様 私にお与え下さい 変えられないものを受け入れる落ち着きを、 変えられるものを変える勇気を、 そして、その2つを見分ける賢さを・・・
********************************************************* 坂崎文明 sakazaki@mx5.kct.ne.jp
SKY NOVEL STSTION http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/4835/index.html
*********************************************************
最近、ここ↓に書いてます
http://writer.gozans.com/writer/
|