インターネット日記18 



11月の日記


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1999.11.23〜ホームページバトラー〜


今回、Daskerさんのサイトの日記より、パクリネタです。
手抜きです。
あんまり面白かったので、紹介します。

ホームページバトラー
対戦結果
戦闘記録

挑戦者 勝敗 チャンピオン 神奈川県警察 ×−○大蔵省 攻撃力:66 防御力:43

攻撃力:76 防御力:40 大蔵省 ○−× コギャル万歳 攻撃力:76 防御力:40

攻撃力:59 防御力:49 通商産業省 ×−○ コギャル万歳 攻撃力:63 防御力:21

攻撃力:59 防御力:49 コギャル万歳 ○−× 奈々穂 攻撃力:59 防御力:49

攻撃力:76 防御力:40 毒・乳BBS(反則か?) ×−○ 奈々穂 攻撃力:63 防御力:26

攻撃力:76 防御力:40 対空毒電波の会 ×−○ 奈々穂 攻撃力:51 防御力:34

攻撃力:76 防御力:40 奈々穂 ○−× SKY HOME PAGE DC 攻撃力:76 防御力:40

攻撃力:65 防御力:46 究極の連勝ストッパー・ まりん ×−○ SKY HOME PAGE DC 攻撃力:79 防御力:31

攻撃力:65 防御力:46 みるくζ^.^ζ ×−○ SKY HOME PAGE DC 攻撃力:63 防御力:48

攻撃力:65 防御力:46 あんあんζ^.^ζ ×−○ SKY HOME PAGE DC 攻撃力:63 防御力:28

攻撃力:65 防御力:46 ありす ×−○ SKY HOME PAGE DC 攻撃力:50 防御力:32

攻撃力:65 防御力:46 SKY NOVEL STATION(自 分のHP同士対戦) ×−○ SKY HOME PAGE DC 攻撃力:51 防御力:49

攻撃力:65 防御力:46 SKY HOME PAGE DC ○−× LANCERのお部屋 攻撃力:65 防御力:46

攻撃力:77 防御力:43 LANCERのお部屋 ○−× ここ 攻撃力:77 防御力:43

(ちなみに「対空毒電波の会」「毒・乳BBS」「コギャル万歳」を入力したのは私です。関係者の方すいません。)



1999.11.21〜悪魔狩り/盗作、パクリについて〜


「悪魔狩り」(作/戸土野正内郎、ガンガンコミックス、エニックス)「悪魔狩り〜冠翼の聖天使編〜」(作/同上、ガンガンウィングコミックス)という漫画がある。

作者の言葉によると「漫画史上、稀にみるヤバイスタート」といわれる始まり方をした作品であるが、そのヤバさというのは某「ベルセルク」と同じような設定、ストーリー展開だったということだろうと僕は睨んでいる。
その問題の第1話「闇を払うもの」は、上記の単行本には未収録でカットされている。僕も読んではいない。

僕がこれを知ったのは、ずいぶん昔の話なのだが、今日、ふと読んでみたらなんとなく察しがついたという訳だ。ちなみに、情報源は小説リンクのPrison"GOKUTSUBUSI"である。

盗作、パクリというのは結構あるもので、例えばかつて夢枕貘本人が云ってたのだが「餓狼伝」の盗作騒動があったらしい。
この相手と云うのが、おそらく「修羅の門」という超人気漫画ではないかと僕は思っている。
「餓狼伝」では「虎王」という投げながら関節を極めて折ると云う必殺技がある。
「修羅の門」では「虎砲」という必殺技が出てくる。
それに古武道「竹内流」と「陸奥圓明流」の設定も似通っているし、異種格闘技トーナメントも「餓狼伝」のストーリー展開とほとんど同じ感じがする。

確かに、登場人物、ストーリーは違うし、ちょつと見には解らないがどちらも読んでいる僕はそのように 思えて仕方がないのだ。
でも、「修羅の門」は確かに面白い漫画で僕もファンだし、小学館漫画賞なんか受賞してしまったと思ったし、今は中断しているし、ま、いいかとも思う。

そんなこといえば、栗本薫のグインサーガだって、ハワードのコナンシリ−ズのパクリだし、「ノスフェラスの狼の王が出てくるエピソード」、「カナンという国名(これ自体聖書に出てくるカナンのパクリ)」など、コナンシリーズ名場面そっくりの設定、名場面が随所に出てくる。。

彼女の「魔界水滸伝」に至っては本人自身が明言しているようにイギリスの恐怖小説家ラグクラフトの「クトゥルー」シリーズから設定をずいぶん借りている。
このシリーズは、ラグクラフトの遺した共通の設定に魅せられた、世界中の多数の作家が書き継いで「クトゥルー神話体系」などというひとつの作品世界を構築しているから、これは「原作者に認められたパクリ」とでも言えるだろうか。

後、最近では「世紀末的漫画家生活」の漫画家、麻貴あつほさんが書いている日記(1999/11/10)にも、本屋で立ち読みしている時にまんまパクリじゃんという漫画を見つけたらしい。

「『王家の紋章』が今どうなっておるのか気になって立ちよみしたプリンセスで とんでもないモノ発見!これってアフタヌーンで連載してい る『G組のG』のパクリじゃねーか!! タイトルも作者名も忘れたけど、4コマ漫画でキャラの絵を変えただけのまっ たくの盗作を発見して人ごとながらかなり興奮する。」<麻貴あつほさん談。日記より勝手に引用>

このように、盗作、パクリなどは微妙な線として至る所に存在する。何故、そうなってしまうかは実は「故意ではない」かもしれぬ。
僕が思うに、その作品へのオマージュというか、愛ゆえに、その人の作品がとんでもなく好きなために「無意識に発生」してしまう場合もあるのではないかと思える。
書いた後に気づいたりするのではと思う。

実は、僕の書いている小説「少女挌闘伝説」だって、設定は「修羅の門」に似ているし、そもそも「餓狼伝」のプロレスのシュート対決を読んで書こうとおもったのだし、秋月流の技の伝達方法に「口伝と無意識を使う」というのも、半村良の「妖星伝」に登場する「カタリ」(超能力集団鬼道衆の歴史を数千年遡って無意識に記憶している)にヒントを得たものだし、つまり、自分の好きな作品のエッセンスが凝縮されている。
でも、パッと見ても話とか登場人物は全く関わりのない内容の小説でもある。

あまり露骨にやるといけないが「エヴァンゲリオン」で庵野氏が指摘されたように、この現代社会では、すでに色々な作品が発表されているため、物語のパターン、展開、設定が出尽くした感もあり、何かを書けば何かに似てしまう。
庵野氏の場合は確信犯であるが、作品への愛ゆえにそうなってしまったということは言えると思う。

だから「悪魔狩り」の場合も、作品への愛ゆえだろうとは思う。「ベルセルク」が好きなんだろうと思う。

それにしても、2巻目の「冠翼の聖天使編」で、いきなり、「ハーフエルフ」出しちゃまずいよ。
1巻目で懲りたんじゃないんかい!
「ガッツと妖精」そのままじゃんか!
と、この作者懲りてないよ、やっぱりヤバイよと思いつつ、
やはり「悪魔狩り」は面白いと思ってしまう業の深い坂崎でした。おわり。



1999.11.20
 〜マイクロソフト裁判/次はソニー、任天堂か〜


ま、それはないんじゃないの?とか、まさかとは思うけど、全くありえないとも言えない気がする。
今回はどちらかというと、アメリカの恐ろしさというか、白色人種とはどういうものかという話になる。

マイクロソフト(以下、MS)の独占禁止法違反については、いいんじゃないかと思う。
事実認定ということで、MSの不利な状況が裁判所から出されてしまった。内容的には、MSは独占的力によって他社を妨害して競争を阻害しWindowsがよくフリーズするという(笑)
消費者への不利益もある、なんてことが云われたりする。

僕はMacファンでもあるし、色々と面白いOSが出てきてもいいし、やり方とか選択肢は多い方がいいし、どうしてあんなにシェアが高いのかな、とかは考えたりしていた。

あれほど、シェアを独占してしまっては、一企業とかの力ではどうにもならないし、MSは手を抜いた製品を出しても文句は出ても、手も足もでないだろう。
いいことだと思う。

が、そうなると世界の家庭用ゲーム機を独占しているソニーなんか危ないんじゃないかと思ったり、ポケモンのキャラクター商品がアメリカで大ヒット中、映画なんかもスターウォーズに迫る勢いの興業成績は5日間で55億円で、全米、ダントツ1位だったりする。

映画の全米興行収入トップ10(最終データ)。
上映期間は11月12−14日。エキシビター・リレーションズ社調べ。

順位 興行収入
1. ポケモン:ミュウツーの逆襲 −3103万6678ドル 2. The Bone Collector −−−− 1201万0225ドル 3. Dogma −−−−−−−−−−−−866万9945ドル
4. The Messenger −−−−−−−−636万0968ドル 5. Anywhere But Here −−−−−−560万7137ドル 6. The Insider −−−−−−−−−−501万2416ドル 7. The Bachelor −−−−−−−−−466万0221ドル 8. House on Haunted Hill −−−−433万8390ドル
9. Double Jeopardy −−−−−−−302万2419ドル
10. シックス・センス −−−−−− 256万2649ドル
[ロサンゼルス 15日 ロイター]

これは非常にまずい。
結局、アメリカ人は一般の人はともかく、戦後の占領軍の心情としては「日本人なんか家畜扱い」だったことを思い出してみよう。
脱脂粉乳とか穀物、本来は家畜のエサをこちらに回してくれた訳だ。ありがたいことです。感謝しないと。

今でも、有色人種なんかと思っている人はいくらでもいる。
でも、アメリカ人は優しいわ、という女性がいるかもしれないが、本当の恐ろしさを知らない。

アメリカ人(特に、WASPと呼ばれる白色人種)は身内とか家族には本当に優しい。
でも、敵に回ったら、徹底的にやる。
それは人間らしくいいかもしれず、余裕があるから優しくできる。
日米貿易摩擦の時のことを思い出せばすぐに納得いくのではないか。

個人としては自由でのびのび、ばらばらと生きているが、集団として まとまった時は凄い力を発揮し、正義の旗の下では残酷にもなれる。

という訳で、ソニーとか任天堂がコンシェマーゲームとして独占状況にある今は、非常に危険な時期で、東芝のノートパソコンでは「理論的に高過負荷の状態で稀に起こるだけのエラー」に対して、実に1100億円の損害賠償を支払うことになってしまった。
陪審員制度の弊害だが、和解しなければこの倍以上の金額になると云えば賢い選択だったかもしれない。

ソニー、任天堂が独占禁止法とか、動物保護法に引っ掛からないことを祈るのみだ。
それはないかな。




1999.11.17〜奥瀬サキ/モロモロなこと〜


先日というか、前回紹介した奥瀬サキのファンページ、ついに見つけました。何かと勉強になります。何と、メーリングリストまである。

入ってしまおうか。

何せ、単行本とか入手が困難な作家ですから、幻の漫画家になりそうな勢いですし、今のうちに情報を…あれっ、まさかこれは!
奥瀬サキ本人のサイトがあったのね。
しかも、同人誌のペンネームとかじゃん。 わからんわこれじゃあ。

同人誌参加の漫画家がこれまた。

LIST 参加予定まんが家 (その他多数現在交渉中)
柴田昌弘、 田中雅人、 真鍋譲治、 奥瀬サキ、 美樹まさと、 ルートS.S. 他多数(年功序列)

何か凄いような凄くないような、メジャーどころもいるみたいです。
しかし、自動人形とかいうのは未完作品らしい。
「低俗霊狩り」とかは、題名、聴いたことあるし、手に入りそうだし、「火閻魔人」というのは人体発火能力を持つ主人公と妖魔の戦いというストーリーらしくて、伝奇漫画を指向(これって本当に僕好みです)しているらしくて、「黄昏の支配者」はその続編で、しかも、アメリカでOVA化されていて、
日本でも発売するらしい。してるのかな?
それと「flowers」はやっぱり、面白くないんだ。僕だけじゃなかくって良かった(笑)
「こっくりさんが通る」どうやら、まだ、未完のようで第1部終了で、続編はそのうちらしい。
第3巻は来春、発売らしい。
お、楽しみだね。
ともかく、MLは入っておこう。
こんな訳わからん日記でいいのかな。
それではまた(爆)



1999.11.14〜格闘技漫画・こっくりさんが通る〜


今日は趣味に走ってしまう。
宇多田ヒカルの新曲が1日で170万枚売れたらしくて、僕もその一員だったことに驚いてしまった。
実際、そんなに売れてる様子はなくて、音楽関係者の「期待度」としての初回出荷ではないかと思う。

まだ、店頭在庫は潤沢に残っていると思うので早く買った方がいいよ。なんて。もう、そろそろ過剰なマスコミ報道によって店頭在庫が消えはじめる頃だからだ。

でも、その後の情報では追加注文40万枚を含めた数字170万枚だということなので、店頭在庫はかなりのスピードで消化されているらしい。女子中、高生も宇多田のプロモに見入っているのを良く見かける。

こんな時は平成音楽喫茶「 雨音」に行ってみると独特の評価
がされていて面白い。
でも、行ってみたが、まだ、11月分はアップされていなかった。無念。早く、更新してほしいものだ。

さて、はて。

格闘技漫画といえば「グラップラー刃牙(バキ)」(週刊チャンピオン連載中。参照 ファンページ)とか夢枕獏の小説の漫画版「餓狼伝」とかが有名である。

ストリートファイトで、空中戦を得意とする最強の女の子が活躍する「エアマスター」(ヤングアニマル連載中です。参照ファンページ)があるが、最近では、女子プロレスに殴り込みをかけるという僕の小説のような展開になったりしている。

週刊少年サンデー連載していた沖縄の古流空手を源流とする謎の格闘技の漫画とかもあった。今はその作者は同サンデーで「風の伝承者」、やはり格闘技漫画を描いている。

古流格闘技が出てくる 「修羅の門 」(月刊少年マガジン長期連載後、中断している)も好きだった。
限りある身の力、試すというテーマというか、コンセプトが伝わってきてとてもグッとくる漫画であった。
菩薩掌、龍破、虎砲とか必殺技も多彩でなかなか面白かったのだ。しかし「飢狼伝」の盗作事件というのがあり、これじゃないかと思っているのだが、どうなのだろうか?
展開がそっくりだけど、面白いのは保証できる。
格闘技トーナメントとかやったりしていたり……。

「Shadow Skill(1〜3巻)」角川書店/岡田芽武というのもあった。
これはアニメになったから、よく知られているのではないかと思う。傭兵王国のクルダの修練闘士(セヴァール)の活躍を描いたもので、魔法使い相手でも、騎士が相手でも格闘技で倒しまくるという痛快さがいい。
武技言語とか、必殺技も充実していて読ませる。
シャドウ・スキルというのは第51代セヴァールであるエレの「字」だったりする。ニックネームだね。

「無限の住人」(1〜8巻)講談社/沙村広明。これは時代劇ものなのだが、主人公が不老不死で、かわいい女の子と剣豪集団と復讐のための戦いを繰り広げるというストーリーで、
主人公は、女の子に雇われた用心棒で女の子による復讐の話だったりします。
これも挌闘シーンがうりのひとつで、それだけでも面白かったりした。

コギャル格闘技という新境を開いた「天然少女萬」っていうのもあった。
10巻ぐらいがクライックスで最後は恋愛ものに戻ってしまったが、なかなかこれもよかった。

ううっ、それでようやく本題ですが、今、僕がはまっている漫画家、奥瀬サキの「こっくりさんが通る」(1〜2巻、ヤングサンデー連載中?もう連載は終わっているかもしれず)である。
キャッチコピーは、妖怪挌闘ものでしょうか。
狐子、狸花子、圭狗、寧子、導六、傭兵蠱族・犬神などの登場人物からもわかるように「混じりもの」「蠱族」と呼ばれる人間と動物の精霊の合いの子たちが、繰り広げる格闘ロマンだろうか。

「目を開き、風を読め」「ボクが無くしたキミの夢」「人は死ぬと土に帰り 蠱族は死して風になる」などせのフレーズとかモチーフがちりばめられた物語世界は、何ともハイセンスな言葉に満ちている。

作者はブルセラとオタク魂全開で女の子ばかり、しかもかわいくて、さらに猫耳ちゃん、狐子ちゃんが闘うというお話はとにかく上手くて、面白いのだった。
ストーリー、セリフなどもセンスが光る、要注意の漫画家である。
描くのは遅いので覚悟しましょう。

彼のもうひとつの作品は「支配者の黄昏」は秘かな問題作で
僕の考えていたウィルスと人と麻薬と進化のシステムに対するアイデアが既に物語のコンセプトになっている。
正直、驚いた。
平井和正、夢枕獏の世界をもう少し押し進めたような世界観は、僕もふたりは好きなのもありとても興味深い。

次回作を待ちわびているが、幻の漫画家にならないことを祈るばかりだ。



1999.11.10〜サイバッチ!その2・ネットの行方〜

昨日の続きだが。
この前の話を再録して解説すると以下のようになる。

謎のリンクを2件追加した。
WEB噂の真相」と「 サイバッチ! 」だ。

ふたつとも、いわゆるゴシップ誌と呼ばれるもので、前者はプロの編集者によるもので、後者は素人によるメールマガジンである。
でも、そのレベルはある意味高い。

最近、創刊されたソフトバンク(geocities、ドリームキャストマガジンも同じ会社だ)の「Net Runner」で知ったものだ。
WEBを意識した雑誌は他に「サイゾー」とかがあるが、UGとか噂とかサブカルチャーとかインディーズとかの情報誌としては「Quick Japan」などがある。
今日は時間なしなので詳しくは明日。
一度、読んでみて下さい。


WEB噂の真相」はあの例のゴシップ雑誌なので、新鮮味はないかもしれない。
でも、膨大な情報の検索エンジンとして、ある意味、量子コンピューターのようなインターネットの重要さに気づき、いちはやくその動向も取り込んだというのはなかなか目敏い。

噂とか怪情報の宝庫がネットでもあるし、この雑誌の方向性とネットのいかがわしさという体質がぴったり重なりあったとも言える。
かなり、ネット向けの雑誌だったのだ。元々。
しかし、サイト記事を読むのが有料と言うのは頂けない。

しかし、将来的にはそういうことが当たり前になるかも知れない。下手をすると、個人のサイトまで人気どころはすべて
有料などということにもなりかねない。
サイトを運営して、生活してますということも有り得ない話ではなくなるかもしれない。
リンク有料なんてことになったら嫌だな。

しかし、それでは「無料(FREE)」と「コピー」を原則としてきたネットの世界、いろんな意味で自由な世界ではなくなってしまう。寂しいものだ。


サイバッチ! 」については、やはりゴシップ情報を取り扱っているが、個人が発行しているメールマガジンであることと、元々ネット出身であることが大きく違う。

東海村事故で有名なJOCの放射線量測定値の内部資料とかがgeocitiesにアップされ、その画像を載せたり、東芝問題渦中の人、アッキー氏の話題とか、それにサイバッチが巻き込まれて、個人情報暴露合戦になったりした記事〜第3者的なハッカーの仕業ではないかと思われる。アッキーとサイバッチはそれに乗せられたのではないか、とも思える〜なども載っていて大変興味深い。

サイバッチは「Net Runner」にも連載を持ちそうな感じで、
そのあたり読めばいろいろと面白いかも知れない。
もともとURLは@Niftyなのでなかなか侮れない人が発行しているメルマガのようだし、裏も取ろうとしているのであながちデマばかりではないとは思う。
そのあたりは自信はないのだが、ま、各自の判断で。

東スポの記者が記事をぱくったというのもあって笑ってしまった。
写真をそのまま使うのはいくらなんでもねぇ。
そういうことはやめてほしいと思った。
ある程度、記事の転載OKなのだから、「サイバッチ!」に連絡は入れましょう、東スポの記者さん。

最後にまじめなサイバッチの声明文?を載せておきます。

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少し真面目な能書き

マスコミによる情報独占体制.この巨大な壁に,なんとか穴を開けようとして我々は本誌を発行しています.

クリントン不倫スキャンダルも,高卒・ギフトショップの店長だったアメリカの蛆虫,マット・ドラッジが,記事を掲載することを躊躇した"ニューズウィーク"を出し抜ぬき,ネットに流したのが最初です.
ワシントンポスト,LAタイムが後を追い,スキャンダルに火がついて98年最大のニュースとなりました.ニュースの受け手と送り手が明確に分離されていた時代は終わりです.
すべてのネットワーカーは情報の受け手であり,送り手.ネットワーカーが一人一人がマスコミに依存することなく,自己責任で情報を入手し発信する時代が始ったのではないでしょうか.
(cybazziトップページより引用)
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今、マスコミ各社は、凄いスピードでネットの情報、動向を各自の媒体に取り込もうとしている。
個人で情報を発信できる新たなメディアとしての危険性と可能性、例えば、ネット配信で、音楽CD、ゲームソフト、DVD、銀行取り引き、株などのトレーディング、インターネット電話、あらゆる商取り引き、それと将来的にはインターネットTV、ラジオはもうあるし、映画などの映像分野すべて、本、手紙(電子メール)などなど、「この世の全てのもの」がインターネットに飲み込まれようとしています。

ここで問題になってくるのがハッカーだけど、ネットでは大企業であっても技術が上回れば、個人に負けてしまいます。
ハッキングの足跡を消す技術があれば、ハッカー側の勝ちとなるでしょう。
それ以外は 政府が法案を通過させた「不正アクセス防止法」により、プロバイダーに問い合わせばすべての悪事は露見してしまいます。記録は残るので。

特に、銀行取り引きなどの分野でのセキュリティの重要性は企業の存亡を決めるものかも知れません。
暗号化技術(PS2のメモリーカードとかソフトのコピーガードに使用されている)といえば、オンライントレードの会社に投資しているソニー(マネックス証券)がここでも時代に先んじているようです。

このところの「君が代、日の丸」法制化(もう、良く考えたらこれしかないような気もするし)、盗聴法なども時代の流れに対応するためのもので、そんなに危ないものではありません。
日本でも地下世界の組織犯罪が増えつつあるので、それと戦うためらしい。
悪用すると危ないけどね。
それはなんでも同じ。





 

                 1999.11.10



 










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