インターネット日記20 



12月の日記


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1999.12.25〜30 〜栗本慎一郎/日本/ケイゾク〜


いや、長い題じゃ。つい、なまってしまった。ここ数日の破滅的更新消滅の日々に私は何をしていたのか、今日はそんな日記ですたい(←この表現が気にいったらしい)。

実はおおむね、寝ていたのだが…風邪もひきかけたので病院へ早めに行ったりしていた。
医者の話では、風邪、インフルエンザとかは1年周期で流行するので、今年は流行らない年だそうだ。
でも、世紀末なので何が起きるか解らないが。
都会から田舎へと帰省をきっかけに蔓延するらしく、「帰省を規制すべき」だとしょうもないことも言ってみる。

そう言えば、今日(この日記の前半はは12/25に書かれている)はクリスマスだな。
昨日の日記の日付けを間違えたのはそのためかもしれないが
朝の6時にケーキを食べるのは来年からやめよう。

でも「ケイゾク」のスペシャル版は面白かった。僕の中でブレイクしてきた。ビデオも見とこう。
映画も流行るといいね。いや、流行るだろう。ポスト踊る大走査線の呼び名も伊達ではないかもしれぬ。ぐふ。
(その後、「ケイゾク」の小説とマニア本を購入、ぐふふ。
これはもうスマッシュヒットしそう。ドラマ版エヴァンゲリオンらしい。主人公柴田純は綾波らしい。中谷美紀がかわいいぞ。暗示を駆使して人間を操る殺人鬼が出てくる。なんか凄そう。ギャグと笑いが加速する中、竜雷太がダメ課長で出て来て、ゴリさんのイメージがああ…。でも、最後はサイコな展開だぁ。最終回で映画化を予告してたり(小さな字でフィクションです…こりゃ確信犯じゃ…)、タイトルとかエヴァそっくりだよ。 ビデオは出てるのだろうが田舎なのでないみたい。ぐすん。インターネットで火がついたらしい。)

まあ、相変わらず、三枝事件を引きずりながら、秘かに心の師と仰ぐ、栗本慎一郎倒れるの報を聞いて、慌ててサイトにアクセスしたりしていた。
宮崎学率いる電脳突破党にも選挙協力としてバナー張ったし栗本氏へのメール質問も出しておいた。
僕の手には負えないだろう、自閉症児まさ坊のことを相談するという重いメールであったが、丁寧な「少し考えさせて下さい」との返事が速攻で僅か数時間で返ってきたので、そろそろ励ましのメールも送っておこう。
後悔しないように。
神は彼にもう少ししか時間を与えないかも知れぬ。
脳硬塞の度合いは深刻で、左半身不随の身体はどこまで回復するかわからないようだし。

世間の人は栗本氏といえばおちゃらけた文化人としか捉えないだろうが、著書を真面目に読めばまったく違う印象をもつはずだ。
彼は今でも子供のころの純粋な心を持ち続けているし、それでいて世慣れている所もあり、黙って森幹事長の云う事を聞いていれば文部大臣とか官房長官ぐらいにはなれただろう。

でもその潔い魂は、泥をかぶるのを嫌った。
不正に手を貸す事は出来なかった。それが彼の良いところであり、限界でもあった。僕的には自民党の中核で戦って欲しかった。
小泉純一郎も他の賛同者も多くいたというのに…。
でも、それも今となっては仕方ない。

それで、栗本氏のサイトについてだが、いろいろ面白い事が書いてある。
特に世界経済に関する記事が面白いが、僕は前々からここで一度は取り上げたいとおもっていたネタでもある。

現在、世界を流通しているお金は約5000兆円(あくまで推定ですが)と云われている。
そのうち、日本に1300兆円、アメリカに2000兆円、欧州に1200 兆円ぐらいあるとすると、この不況の日本でさえ世界の何分の1かの富を依然として蓄積している。韓国なんて成長時でも日本の10分の1の経済規模だったのだから、日本の富の多さは異常なものかもしれない。(でも数値は当てにならないからね)

でも、これぐらいの巨大な影響力を世界に対して持っている事は確かだ。
そりゃ、湾岸戦争で金出せって云われるわな。
日本の不況でさえ、他の国に比べると次元が違う。豊かな不況かもしれない。でも、50才でリストラされたらきついのも
確かで、自殺率が戦後最高になっても仕方ない気もする。

しかも、アメリカの国債とかも買っているのがほとんど日本なので、実際はアメリカと日本の富の大きさはもう少し接近しているはずだ。
日本がもし、資金を引き上げたらアメリカの株式は暴落なんてことになりかねないし、そんなことしたら日本のアメリカの資産は全部凍結されて、世界恐慌の時代に突入してしまうだろうし。

栗本慎一郎のサイトにも書いてあるが、現在、世界的には金あまりの時代で、その資金は今、アメリカの株式市場に大量に流れ込んでいる。
世界の株式を全部買ったとしても2000兆円(日本なら400兆円ぐらい)ほどなのに5000兆円もお金が有り余っていたらどう考えても利ザヤなんて稼げるはずもないし、無理に決まっている。
そして、どうなるかというと、行き詰まりはいつかきて、かつての日本のようにアメリカの市場も暴落する日が来るだろう。
だが、そんなことが起こったら世界大恐慌→海外金融資産凍結されて→保護貿易的閉鎖的ブロック経済→自由貿易の消滅により日本は壊滅ってことにもなる。

でも、そんなことはアメリカも日本も金持ちたちも望んでいないので、日本の大蔵省がバブルを潰した手法/銀行の貸し出し総量規制なんて馬鹿な事はしないだろう。
でも、本当は無理矢理なんで、元々、軍事産業の資金だったものが冷戦の終結により市場に流れ込んだのだろうけど、このままでは行き詰まりはすぐそこに見えている気もする。

お札が紙屑に変わる時代が。
それで、これを回避する方法というのが皮肉な事に貧乏人に金をばらまいて購買力でもつけるしかないと僕は思う。
戦後、アメリカが世界中に資金をばらまいて成功したようなやり方しかない。
そもそも実体としての需要がないのに、市場が拡大するはずないじゃないか。
アメリカの場合はほとんど株式を運用しているだけで、みんながみんなお金を儲ける事ばかり考えていてもどこかで損をする人がいないことには成り立たない訳だ。

そのお金を払う人、損をする人を育てないで貧富の差が拡大してしまったのがアメリカである。
独り勝ちといっても、勝者しかいなければいつか自分の足を自分で喰い合うタコにでもなるつもりなのかと思う。

世界経済ははやく行き詰まれと僕は思う。
そして、貧乏人に金をばらまかれる日が来ないかなと思う。
早く気づいてくれないかな。
それでみんなが幸せになれればいいな。
それはないかな?

 


1999.12.24〜格闘F漫画/なんとなく日記〜


いいかげん、日記なのだから更新しておくと…
やはり眠いので、今日は掲示板の言葉をカット&ペーストですたい!
完全復活まであと少しですかな。

「そういえば、大暮維人の『天上天下』集英社/ウルトラジャンプ連載中/学園武道格闘 もの、『火魅子伝』/角川書店/古代史格闘ファンタジーがよかったです。 後、『HEN』で有名な奥浩哉の『ゼロワン』/集英社/ゲーム格闘もの、これが、何か 凄そうです。近未来のゲームセンターをイメージしていて、かっこいいです。」

ウルトラジャンプ、アフタヌーン、ヤングジャンプ、月刊ドラゴンコミックも要注意ということかい。


1999.12.20 〜三枝貴代/梅原克文の「カムナビ」〜


一体、どういう組み合わせだ、と思うかも知れないが、全くランダムに並べただけに過ぎない。
単に、話の順番に過ぎないのだが…。

しかし、三枝氏VS細田氏の闘争は、意外にも細田氏のサイトの当該ファイルが削除されたりした。
BEGLOBEの判断らしいが、良く考えると三枝氏の個人情報、
目を覆うばかりの悪口などが書き連ねてあったので、当然かも知れなかった。
凄まじいクレーマーとしての能力を全開にした三枝パワーによって、BGLOBEが根負けしたのかもしれんが。
あの力を全て向けられてしまったBGLOBEの担当者の冥福を祈るしかない(いや、僕なら自殺したくなるかもと思う。マジで……)。

それにしても、その処置に対して細田氏の対応は素早かったりする。
なんともう一度、ファイルを再アップしたらしい。

しかし、表面上はトップにある三枝氏の悪口など書いたリンクを消し去り、静かに反省している、落ち込んでいるような様子にも見えなくもない。
正直、本心はともかく、 BGLOBEからの警告文は来ただろうし 、何か凄まじく悔しいだろうし、あんなに無茶苦茶な破綻した論理を振り回す牛に似た怪物(巨大掲示板2チャンネルのスレッド情報。本人の実物写真感想による)に負けてしまったダメージは計り知れないだろう。
いや、そんなに落ち込んでないとも思いはするが…。

しかし、不思議なのはここ1週間の藍田氏(三枝氏の別ハンドル名)の沈黙だ。
さすがに、論理的には歯が立たない、破綻していたから、もう、何も言えなくなったというのが本音かもしれない。

半村良的伝奇SF小説(帯にはホラーと書かれているが)である『カムナビ』の著者、梅原克文氏のSci-Fi宣言(衰退しているSFというブランドを捨てて、Sci-Fiという新しい名づけにより、面白い、エンターティメントとしてSFを蘇らそうという運動、梅原氏が云いはじめた。でも、彼の作品『ソリトンの悪魔』『二重螺旋の悪魔』でもSF的には論理的におかしいところがあり、期待ゆえに色々と批判されているみたいだけど、本は話題になり売れてるそうだ。それで、梅原氏の主張は小説家青山智樹氏のサイト にアップされている。)を論じている大森サイファイ伝言板における論争でももう、全く論理の破綻を繰り返しているし、出て来れないようだ。
でも、結局、みんな寂しがってるよ。僕も含めて。

だって、彼女の掲示板での論争を捉えるためだけに「こだまのあとだま研究所」という関係掲示板リンクをつくってしまったんだから…ちなみに、こだまのあとだまとは妖怪のことで、「どんなにして逃げようとしてもどうしようもない」ので、その様子が三枝氏との論争に似ているためにつけられたみたい。
そもそも、彼女のためだけに巨大掲示板「2チャンネル」に
は600以上ものスレッドの発言がなされたりしている。
過去ログは一番下に「三枝師匠関連」という「ジャンル」がわざわざ設けられている。
良くも悪くも凄い、あきれた人だ。

僕の日記も今日はこれで終わりになってしまった。
続きは明日さ。
眠い。





                 1999.12.20



 










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