インターネット日記/週刊誌的考察23
 



2000年2月の日記

▼今年の方向性としては、情報化社会のなかで混乱しないための
「情報処理の仕方/モノの考え方、見方」をメインテーマとしたい
と思います。

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2000.2.6(日)〜神秘体験とは何か?解明編〜



いよいよ、神秘体験の解明ということなんですがまだ、はっきりとは科学的、宗教的、哲学的に詰めきれていません。
詰めきれるはずもありません。まだ、4日しか経ってないしねぇ。

今は、脳のシステムとかを探りながら『シャーマニズムの精神人類学〜癒しと超越のテクノロジー〜』ロジャー・ウォルシュ著、安藤治/高岡よし子訳、を読みながら色々と考えています。
「至高体験」を自由自在にコントロールする技術をもつ、世界のシャーマンの研究を人類学的、宗教学的、科学的に解明しようというもので、価値判断を排除しつつ、結構、真面目に考えています。参考にになります。

トランスパーソナル心理学ではこういう意識状態を「変性意識」と呼んでいて、真面目に研究しているようです。
学者の中には自らそういう体験を積む事により、研究を深める人もかなり多くなっています。
瞑想、禅の思想とか、その原点である仏教哲学では古代からそういう意識の状態を段階的に分けて、いろいろと分析、考察しています。
まあ、それなりに参照できる科学的な知見もここ数年で、大量に増えてきたようです。脳、遺伝子の研究によってその物質的基盤も判明しつつあるし。


さて、神秘体験/至高体験の意味ということを考えた場合、突然、こういう体験してしまって困っちゃった(笑)、という僕のような人のために(実はこれが起きやすい体質の人がいる)、どう捉えるべきか、どういう仕組みなのかというのを今後も解明していきたいと思います。

それはこれから僕のサイト「SKY HOME PAGE DC/謎の解明サイト」のコンテンツとして、「そのうち」(気まぐれなため)アップすることになるでしょう。
いや、大した話にはならないと思うし、あまり宗教的神秘的な話には陥らないように科学的なものにしたいと思います。
でも、最終的結論は哲学、思想的なものになってしまいますが。

それで、現在、僅かだけど、解っていることを述べておきます。

【1】神秘体験/至高体験を起こしやすい体質の人がいる。

これは、僕のように「てんかん」とかハードウェアとしての脳のシステムのある種の不安定さ、それによる情緒不安定の人に起こりやすい。シャーマン的体質の人と言い換える事もできる。
たぶん、神経シナプスの標的細胞の受容体/レセプタ−の数が多くて、快感を感じやすい体質の人だろうとも思う。

僕の場合は、「てんかん」とは側頭葉の過剰電流、過剰な脳内物質の分泌であり、それは快感、気分の高揚を日常的に引き起こしていて躁病的性格を生じさせている。
レセプタ−が多ければ、より快感を感じ、気分は高揚する訳である。
その脳内物質の過剰分泌に脳が耐え切れず、ハードウェアがおかしくなってしまうものが「精神分裂症」である。

僕も小説を書くなどして、常に妄想を開放したり、文章を書いていなければかなり危険だったかも知れない。
すでに危ないという話もある。
『脳の中の幽霊』V.S.ラマチャンドラン著、角川書店によれば
側頭葉てんかんには宗教的感情を伴ったり、過字症が見られるというからまあ、典型的な人間ですな。


【2】それが起こる前提は「長く続く極度の緊張状態の持続とその後の弛緩」であり、その瞬間に起こる事が多い。

【1】と密接に関わっているが、こういう体験をする人には上のような前提条件がある。
情緒不安定で、精神の病を感じているために、いつもそれを意識してとらわれて、苦悩してしまうので「恒常的に極度の緊張が生じてしまう」のだ。
それは 、異常な集中力、何かに夢中になったり、物事に没頭
することに表れる。
古本屋で一時間ぐらい立ち読みしたつもりが、5時間経っていたとかよくあることです(笑)。

宗教体験や霊能者は、自分の苦悩、他人の苦悩について考え抜き、それを何とかしたい、救えないかと思い、限界を超えた時それは突然、訪れる。
僕の場合は、自分の悩みと鬱病の人を救えないかという悩みが重なった時に、その体験が訪れた。

普通の人でも「オウム」のように監禁により極限状態に追い込み、麻薬を飲ませてレセプタ−の感度を上げて、無理矢理このようなことを引き起こすという人工的で【邪悪な方法】もあるが、それは決して人の幸福には繋がらないし、決して許すべきではない。

あくまで、人を救いたいという思いによりそこに至って欲しいと思う。


【3】至高体験とはハードウェアとしての脳、その神経ニューロンの発火パターンの独特の変性により意識のレベルが、突然上がり、変貌してしまうことではないか?

古来の経験的、宗教的知見によれば、人の通常の意識というものは「眠っている」「目覚めていない」と言われていて、
確かに、あの強烈な意識の高揚感、世界と繋がっている感覚を体験すれば、その意味は自ずと解ってくる。
しかも、その意識は高揚しながらも同時に深く落ち着いているのが特徴である。

あの意識状態を全ての人が体験すれば、人の気持ちが解り、
他人とも世界ともつながっていることが解り、鬱病の人や心の病に悩む多くの人を救う事ができるだろう。

鬱病、自閉症を治すと言う「ドルフィン・セラピー」(いるか療法)の秘密は、イルカの開かれた意識との同調、共振により「人の意識が引き上げられる」ために起こるのではないかと思われる。
米国の研究者によれば、脳内物質のドーパミンの分泌が促進され、脳の活性化が起こるようだ。

これはただの予感としてだが、この現象は意識の進化(退化か?)だとすれば、 今の人類がより快感を感じるようになりつつあるのは確かに思える。

現代社会は、ウィルスなどによりレセプタ−の数が増えて快感を感じやすくなっていているとするなら、麻薬の使用が増え、ランニングハイなどの現象とか、アルコールなど、さまざまなものに嗜癖(中毒症状)が増えている説明もつく。

まあ、これはただの直感にすぎないのだが…。
どうも、神秘主義に傾き過ぎるな(爆)。





2000.2.5(土)〜神秘体験とは何か?実戦編〜


坂崎です。
かなりいってしまっているので、魂げないでね(笑)

[419]
開放定常系
投稿者:sakazaki-dc 投稿日:2000/02/02(Wed) 05:42

>TODOさん

ある意味、僕は今、人格が崩壊中です。
永年、理性とかで心に鎧をつけていたのに、一通の優しいメールと、このところの出来事で憑き物がおちつつあります。
あんまり感情を抑えすぎていたのでしょう。

でも、崩壊しても理性は残っているし、余計なものが落ちた感じ。
単にこれはケミカル的にはドーパミンの出過ぎなんでしょうけど、ある種の神秘体験、宗教体験に似ています。歓喜、幸福な感じ。

空に向かって、自分の身体に一本の光の柱がつらぬいている感じです。
これが、御柱ってやつかな?

自分は狂いつつあるのかとおもったりしましたが何せ、感情が溢れ出してくるし、理性はかえって冴えてくるし、どうしていいかわからないけど、まあ、いいや、不思議と安らいでいます。

今、宗教の勧誘を受けたら、ついていくかというと、反対に僕にはその必要さえない感じ。
たぶん、そんなに続く事じゃないと思うし、ハイになってるだけてだしょうから…。
たぶん、宗教の極意「自分を明け渡す」といういうのがそうなのでしょう。
明け渡すと怖いような気がしていましたが、そうでもないです。

こういう体験をした人は大概、教祖とかになってしまうんでしょうが、僕はならないみたい。このままです。

自然のシステムは外部とコミュニケーションを取りながら開かれつつも、その内部は安定しています。開放定常系といいます。
人の身体も地球も同じです。開放定常系です。

人は理性とか、自我によって感情を抑えつけているために、この法則から外れていてるのだろうと思います。
まさか、こんなタイミングでこんな体験するとは思いませんでした。
まだ、初めてなのでびっくりです。
ヘレンケラーがウォーターと叫んだ時と同じ気持ちです。

そんなに不思議なものでもないと思います。
自我を明け渡すのは怖い事ではなくて、かえって安定するのでいい感じです。

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[420]
捕足
投稿者:sakazaki-dc 投稿日:2000/02/02(Wed) 06:22

>408] 投稿者:戸部
投稿日:2000/01/30(Sun) 10:19

>この間は書き方が下手で済みません。

>『僕は急に心のふたが開いたような開放的な、底>抜けの陽気な気分に包まれた。笑いがこみあげて>きて止まらないような気分だった。それは生まれ>てか
>ら初めて感じた「至福感」というか「高揚感」>というか言葉ではなかなか言
>い表せない、夢精をしたときのような快感だった>。これがもしかしたら悟ったというやつかもしれ>ない。』

今、僕は同じ体験をしています。
宗教で云う「悟りの境地」ですが、そんなに神秘的な体験ではないです。
説明はつきます。
ただ、それが何故、突然、起きるかはわかりません。

本人は高揚感、ある種の万能感に包まれるので、ともすけさんのように 救世主、教祖になっても構いません。
ようやくともすけさんの気持ちが分かりました。
いや、本物です。
そうなるのも無理はない。
この歓喜と高揚感と一体感は凄い。

おそらく、多くの宗教の開祖が同じ体験をしているでしょう。
言葉ではいい表せない感じで、宇宙と繋がっている感じ。

脳科学的な側面からは、神経ニューロンのある特定のパターンでせ起こる
現象で、この「悟りの境地」を体験して、それを重ねて行ったらこういう
体験は日常的になるかもしれない。
シナプスの結合が強化されて、より、起こりやすくなるからです。

禅のお坊さんが云っていた「悟りは無限に続く」という意味が、今は理解できます。

まるで、この現象を説明するために生まれてきた人間ですね。僕は。


図表もカラーではいっていて、脳の仕組みがよく分かる『脳と心の地形図』リタ・カーター著、藤井留美訳/養老猛司監修を紹介していおきます。

まあ、言葉で説明しずらい体験ですけど

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[421] 投稿者:sakazaki-dc 投稿日:2000/02/02(Wed) 06:24

いくら気分が良くても、この時、無理をすると身体にガタが来るので、気をつけて、もったいないけど、寝ます。 無理か。

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[422]
あんまり考えないで、おもむくままに書いてしまいました
投稿者:ともすけ 投稿日:2000/02/02(Wed) 09:23

>核兵器
確かにある部分抑止的な効果があると思います。
それを使えばお仕舞いなんだから、お互い真剣に話し合わざるを得ないっていうのは、ありますよね。
悲しいかな人間ってのは、実際に痛い目に合わないと学習しないっていう性質があるから、もし広島、長崎に原爆が落ちてなかったら、核による大規模な戦争があってたかもしれないと僕は思い
ます。
核兵器っていうのは、今は「兵器」としてそのものより、政治的な意味で持つ場合が多いと思います。

話は変わるけど、最近大きな戦争がないのは、ジャーナリズムの発達が果たした役割が大きいと思います。
どこの国でも、国際世論を味方に付けなければやっていけない、当面の
戦争に勝ったところで、国際的に孤立してしまえば、国は潤わないって
いうのが、わかってきたみたいだから。
で、昔の戦争なら、市民が犠牲なるのは当たり前のことだったけど、今 は一人でも市民が犠牲になれば報道され非難の声が上がるし。
もちろん、クマさんの言うように、内戦などでは、まだまだ詳しい報道
とかされないし、第一国際的にもあまり関心を持たれない場合が多いので昔と変わらないみたいだけど。

で、今、思い出したんだけど、前に、呉君から、アメリカが発展すれば日本が衰退するのは、勝負として当然という主張があったけれども、それは
ある意味、当っているけど、大筋ではそうじゃないと思う。
今の国際経済では、一つ一つの分野で、例えば車で日本が勝った、コンピュータでアメリカが勝った、などということはあるかもしれませんが、経済全体で
日本が勝つ、アメリカが勝つなどということは、もうあり得ないんじゃないかな。
というのは、日本が衰退して経済力を失えば、アメリカは巨大な市場を失う事になり、アメリカ自体も衰退せざるをえない。
つまり非常に実利的な現実的な意味で、国際社会というのは、ある程度は助け合っ
て、行かなければ立ち行かないと思うんですよ。それは環境問題にも似てるかな。
共生(なんか精神主義っぽい使われ方をされることが多いのであまり好きな言葉
じゃないけど)っていうのは、結局、自分の生活を守るためのものなんだ、という
ことかな。

>高揚感のようなもの
禅や瞑想などでよく言われるエクスタシーは
善行を繰り返して心を清めることや、辛い修行をすることなどでは
得られるものではないと思います。
sakazaki-dcさんの言うように、「宇宙とつながっているような感覚」
これが、なにかの拍子に実感できたら、簡単に得られるものだと僕も思います。
なにか自分が今まで拘ってきたすべてのものを笑い飛ばせて、吹き飛ばせてしまうような、自分の人生がいとおしくて仕方のないような気分。

で、僕が感じた至福感というようなものは、今まで自分を束縛してきたものを一気に振りきったから、それに伴う巨大な開放感が、そういう気分にさせたのじゃないかと、今では思っています。
というのは、ああ言う感じは、今の僕にはないからです。今はもう束縛する
もの自体があまりないから、開放感も味合えないのかもしれません。

で、そういう開放感というようなものは「興奮状態」を作り出すものと思われるので、精神病院に入れられないように自分をしっかり持ってくださいね(笑)
教祖になろうなんて思い始めたら、ヤバイです!!!


[425] sakazakiさん 投稿者:TODO 投稿日:2000/02/02(Wed) 19:21
定常開放系 同感です。

>今、宗教の勧誘を受けたら、ついていくかとい>うと、反対に僕にはその必要さえない感じ。
僕もそのとおりです。

>たぶん、宗教の極意「自分を明け渡す」という>いうのがそうなのでしょう。
>明け渡すと怖いような気がしていましたが、そ>うでもないです。

たしかに今はそう思うし、それでいいんだけど初回のときは、ものすごい状態少なくとも回りから見てそうでした。
「自分を明け渡す」は うかつにすることでもないように思います。
分かってると思うけど。

>自然のシステムは外部とコミュニケーションを>取りながら開かれつつも、その内部は安定して>います。開放定常系といいます。
>人の身体も地球も同じです。開放定常系です。

同じ事感じている人がいて嬉しいです。

>自我を明け渡すのは怖い事ではなくて、かえっ>て安定するのでいい感じです。

深い所でですね。
そこから実践の段階に入って比較的浅いところは不安定の連続です。
自分の1番深いところはなんともないですが。

>そんなに不思議なものでもないと思います。
そうです。全然不思議じゃないです。

>禅のお坊さんが云っていた、「悟りは無限に続く」という意味が、今は理解できます。

これも同感です。

最後に、教祖になんかなりません。
ただ あたりまえの人間だと思っています。
人間として、生物としてあたりまえに生きたらこうなった。って感じです。







[426]
落ち着いてきました。
投稿者:sakazaki-dc 投稿日:2000/02/04(Fri) 05:11
覚醒、気分の高揚状態を少し引きずってます。
睡眠障害で睡眠時間が短くなってます。

でも、無理にでも寝て、身体を休めないといけません。
後で身体にガタが来る。

原理的には麻薬を大量に飲まされた状態と同様で、ド−パミンの過剰分泌なのですが、極度の緊張の持続の後の急激な弛緩が原因です。
極限に我慢して、後の快感は凄くてさすがに混乱しました。

本妻でのおよさんとのやりとりの後、鬱病についてつきつめて考えていてだあ掲示板での緊迫の展開がいけなかったようです。

昔はこういう体験してみたかったけど、もう、あんまりしたくない。
僕も体質的になりやすい体質なので、あまり繰り返すと、身体や精神のバランス崩しそうです。

それと、あまりに興奮しているのでうかつなことばかり書いているので補足しますけど、

禅の思想ではこういう神が降りてきたような快感、神秘体験さえ「魔界」であり、修行の妨げとなると言って退けるそうです。

脳内物質という快楽に浮かぶ脳をもつ、ゆさぶられやすい人の「悟りの境地」とは、そんな中でさえ「意識を持続、理性を保持」する事です。

揺れているのは、無意識と云う名の大海に映る「月の影」です。
人の意識は「天空に浮かぶ月」のようであるのが理想です。
自分の影が揺れているからと云って、意識まで揺らさないように。

でも、実際は、海に浮かび波の揺れに翻弄されているのがひとの意識でしょう。
道は遠いなあ。未熟者でした。
そういうのも目指してないけど(爆)。

>TODOさん

先輩が3人もいて?助かりました。
うかつなこと書いてすいません。
その通りですね。
自分の核=意識を明け渡す事は僕には出来ないようです。
何か損したような気もしますが。
その時は気持ちよくていいんだけど、反動が嫌です。
疲れる。

http://cgi.bookstudio.com/bbs5/bbs.cgi?room


[427]
今日は少し早起き
投稿者:ともすけ 投稿日:2000/02/04(Fri) 08:35

>坂崎さん
ご帰還おめでとう。
睡眠不足だけは、解消した方がいいと思うよ。精神病の大きな要因に、睡眠不足はいつもあるし、なにより生理学的に悪いからね。

>TODOさん
共感するものも多いんですが、ちょっと表現が難しくて、僕にはわからない部分があります。
自分のあるがままに生きていくってことかな?

>呉くん
僕は「悟りの境地」っていうのは、「悟りを開きたいなんて露ほども思わない心境」だと思っているので、呉クンなどは天然仏かもしれません。

>haruoさん
僕はサイバー攻撃よりネットホームレスの襲撃の方が恐い!!!
う、うそです〜。
僕はネットホームレスを差別したり、軽蔑したりしてません。
愛してます!!!
(今日はちょっと壊れてます)



いっちゃってますね(爆)。
次回、この現象について解明、解説編です。
まあ、もう、解説してますけどね。



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