インターネット日記4 




7月の日記


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1999.7.17
昨日というか、今日は飲み会だった。
ほとんど、先輩のおごりでその億万長者の先輩(本当に!)
は普段は質素な生活をしていて、飲みに行くにしても普
通の所に行く。こざっぱりとした、割烹料理屋で、ほと
んどおごってもらい、僕の出費はたったの4000円の
み。しかも二次会はただ。三次会もクッパなど食べたが
おごり。
それはよかったのだが、人生の暗黒面をみせつけられて
しまった。
両親とお姉さんふたりが全て肝臓病で死んでしまい、ひ
とりぼっちになった男の話だった。彼は言葉がうまくし
ゃべれないで知恵おくれ気味で、性格は子供。しかも、
上下関係でしか人間的付き合いができず、数千万の保険
金を他人とか身内にばらまきながら生きている。
それで、ようやく、生きている。お金をあげることによ
って対等の関係がむすべるらしい。
それに群がる人々。僕は悲しく、せつなくなった。
僕には救えない。彼がそれを望んでいるから。
そういうこともあるのだ。
 
1999.7.15
ま、日記というものは、長続きしません。
ついに、開き直ったか!といわれても、全く動じる気配
もなし。
小説も二週間近く更新していなくて、日記と掲示板レス
サーフィンを日課としております。
しかし、昨日はカウンター探しているだけで、いつのま
にかsleepしてました。僕のiMacも節電のため、sleep
してしまったようです。
カウンターを無料で提供してくれていたpandaさんは、
どうやら、サーバに負担をかけすぎてクレームがプロバ
イダーから来たようで、専用サーバを借りて、再開のた
めに寄付を募っていた。
僕は寄付できない。寄付するぐらいなら、iMacの周辺機
器を買います。
そんなこんなで、結局、カウンター外してしまった、私
です。文章がおかしい。ようなきもするが、四コマ小説
を書こうかと思う。突然、終わる。

1999.7.13
色々ありました。
この休みは、コンピュータ販売店を駆け回り、悩んだ挙
げ句にiMacを購入しました。予定では、今日の午後には
配達されるでしょう。
それが来たからといって、すぐにやりたいことができる
わけではなくて、インターネットマシンとして使うだけ
です。ソフトの購入はもうちょっと先でしょう。

あと、漫画家、中貫えりさんの『Yes,Professer』はなか
なか心温まるというか少しジーンと来ました。こういう
スピード感のある、漫画のような短編小説を書きたいな
と思った。協力:秘密結社ブラックピーマンは相変わらず
です。次回作はどうなるのか?
麻貴あつほさんの『イタコ刑事』も『東京冥界捜査陣』
と名前を変えて、連載です。話的にはいい感じの出だし
だけど、絵がごちゃごちゃしているのをもっとシンプル
にした方がいいのではないか?などと思った。
ギャグとかは、小さく描いたデフォルメキャラにした方
がいいのではと思った。フアイブスター物語が参考にな
るのではないか?
詳しくは、今月号の『あすか、ミステリーDX』参照。
リンクは世紀末的漫画家生活を見てください。

あと、shiさんからメールの返信きたが、まだ、貸して
くれることが嬉しい。リスト整理中だという。
ありがたや。

話は戻るが、iMacについてだが、ひとつの完成されたシス
テムなので拡張性にとぼしい。メモリーがアップルの保証
内では最高256MBまで増やせるのと、USBによる周辺機
器の接続で最大127台まで接続可能という。
こんなに接続することは有り得ないが、まあ、データの速
度が遅いことを除けばいいのではないか。
それとネットワークを組めば、他のパソコンとデータの共
有でき、Win系でも可能である(例によって2万円ほどのソ
フトが必要だが)。
他のパソコンによるサポートができるので、iMacの足りな
いところはメインのマシーンを買えば補強できる訳だ。
例えばPower Machintosh G3と接続して、インターネット
専用のサテライトマシーンとして使うという方法もある。

そんなつもりで買ったiMacであるが、本当の購入動機はそ
の『かわいさ?』というか、Macという思想とブランドの
力だろう。作家の山川健一著『マッキントッシュ・ハイ』
冬幻舎文庫(天才編集者、見城徹氏が角川から独立して興
した出版社。独自の人脈により、数百点もの文庫を同時リ
リースして一気に専用の売り場を確保した。小学館文庫の
刊行はこれに刺激を受けたのではないか?)のような本を
読んだのがそもそもの間違いである。
高くて、ゲームなどのソフトも少なくて、拡張性はいまひ
とつでOSも独特。
それでも買ったのは、iMacの魔力としかいえない。
ま、時代の流行に乗るのもいいではないか。
iMacというか、Macの解説本としては『マッキントッシュ裏
技大全』ロビン・ウィリアムズ&スティーブ・ブロバック
共著(翔泳社)がお勧め。
必要な基本知識を解説してくれ、難しい用語など極力省い
て解説してくれる。題名通り、上級者もうなる内容でもあ
り、初心者をパワーユーザーに押し上げてくれる本らしい。
確かに、僕でも解りやすい。
サイトの作成、グラフィック、最後は3Dゲームなどつくれ
たらと思うが、まだ先の話になりそうだ。

1999.7.11
というわけで、今日から、普通の日記に戻ります(爆)。
昨日は、1日かけてパソコンを選んでいたが、結局、決
まらなかったんだよね。
iMacか、安いWin系のパソコンにしようかな、というとこ
ろまでは絞り込んだが、どちらも一長一短ですからね。
iMacは拡張性がほとんどないし。Win系のPCは特徴がな
いし。Vaioなどは高いし。
しっかし、PCというのはお金かかりますな。
今後のことを考えると、iMacでさえ、メモリー増設した
だけで20万近くになってしまう。ソフトでも買えば、
もうすぐに30万になってしまう。
知らないうちに莫大なお金を使うことになるかもしれな
い。仕方ないか。今日は決めてきます(困)。

1999.7.9
<残酷な視線3>
踏み込みが甘い、と思う。
何の話かというと、障害者とか憂鬱系の人とか、なんで
あんなに”普通”というか、”平凡”というか”凡庸”
なんだろう?
何故、もう一歩、踏み込んでいかないのか?
後、環境問題とか、いろんな反対運動とかしている人も
なんであんなに初歩的な所で足踏みしてしまうのか?
チャンスなのに。
憂鬱系の人は、ほとんどの人が、薬とかに異常に詳しい
けど、やっぱり、それだけだ。その先に踏み込まない。
そりゃ、苦しくて、苦しくてそれどころではないかもし
れない。
ても、チャンスなんだけどなぁ。
僕だって全くの健康体で〜ほとんど健康体だけどね〜〜
『てんかん』の体質がないと、おそらく、何もきづかな
いまま人生を送っていただろう。
ま、大した障害ではないし、確かに障害者とかには、お
まえなんて五体満足なのに何を云ってるんだと云われる
だろうね。罵倒されるだろう。

でも。
僕たちの世界が本当はどういうものなのか。
人間とはどういうものなのか。
この宇宙の中で、人間はどういう存在なのか。
そういうことを突き詰めて考えるチャンスなのにね。

それどころじゃないか。
僕たち人間は、ここ数世紀の間、自然のシステムという
のを支配して、制御していると思っていた。
少なくともそういう方向に文明が進んでいた。
でも、それも至る所てほころび、静かに崩壊が始まって
いる。
問題解決には<残酷な視線>が必要だ。
それは相対化能力〜自分の存在さえ滅却する、人として
の感情さえ消し去って、例えば、地球自体の意識にシン
クロしたり、宇宙の意識にシンクロすることである。
注意して欲しいのは、これは決して神秘思想ではなくて
意識の使い方のテクニックだということである。
普通の言葉で云えば、他人の気持ちになって見るとか、
執着を捨てて悟りの境地に至るとか、自分の価値観を、
人としての感情、感覚さえ捨て去って、ニュートラルな
意識で物を見るということだ。
その瞬間、あなたは、地球であったり、僕だったり、他
人〜名も知らぬ人々〜だったり、動物だったり、いろん
な意識を共有できる。
ひつこいようだが、これは神秘思想ではなく、誰もが可
能な意識の操作、使用法であり、自分自身を相対化して
人類自身を相対化してものを見るということだ。
例えば、この前、掲示板に書き込んだのだが、真意は伝
わらなかったようだが、生物の世界では、障害者という
ものは不要の存在として迫害され、なぶり殺されるのが
普通の訳だ。こんな言葉を聞くと嫌になるだろう。
でも、まだ、甘い。もっと踏み込め!
だけど、人間は彼らを迫害、差別してはいけないと云っ
ている。人類はそういうルールを定めた。
差別はいけないと。
それは自然のシステムに反旗を翻した人類の選択である。
実は、障害者などの遺伝子は、やはり、システムにとって
はエラーであり、出来損ないであり、その証拠に寿命が極
端に短かったり、自分一人では生きていけないという側面
をもつ。
それは生物の種としてはまずい訳で、例えば、世の中の人
が全て、障害者で欝病だったら、早晩、人類は滅び去るこ
とになる。
もう、読むのがつらくなってきたかな?
甘いな。まだ、重要な結論がある。
そして、僕らは障害者や欝病、とにかく、平均的な人間か
ら見て<異常>な者に嫌悪感を抱き、差別するように遺伝
子にプログラミングされている。
生物としては、出来損ないの遺伝子をもつ個体は、エラー
として排除してしまうのが普通のシステムなのだ。
差別の感情とは<こういう場合に限定すれば>むしろ、自
然なものなのかもしれない。
女性差別や、いじめとかは除くが。とりあえず。
それに逆らってでも、人類はそういう人たちに優しくしよ
うという選択をした。
自然のシステムに反逆している訳だ。
それでも僕はそれは正しい選択だと思う。
人としては。

こういう<残酷な視線>を全ての人に持ってほしい。
もう少し踏み込んで欲しい。
僕といっしょに、絶望して地獄に落ちましょ(爆)。
というわけですな。孤高というか、寂しいもので
そして、人類が直面している、全ての問題の99%は物質
的な原因があり、心と身体の分裂により引き起こされてい
る。
いつか、人が肉体を捨て去る時が来ることを祈って。
この文を終わりたいと思う。
神秘思想に逃避してしまったようだ(笑)。



   <つづく>





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