《感想》 haruoさん作『トイレの太郎君』について またも登場、 sakazaki−dcです。 haruoさんがまたまた、送って下さいました。 本人のメールによると、『ほかしてください(捨てて下さい)』と書いてありますが、ああた、この投稿作品不足に悩む、投稿コーナーの管理人がこんないい掲載作品を見逃すはずがありません。キラン☆(宇多田ヒカル風★本人の日記参照) 本人も、意外とこうなることを望んでいたのかも知れません。 ちなみに、このコーナーは感想にかこつけて小説について管理人が語るコーナーですが、冗談半分なので、あまり真剣に読まないで下さい。 管理人的には真面目なつもりでも、後で読むと誤解を招くような記述が前回ありましたので、念のため。 さて、感想ですが、太郎→ウルトラマンタロウという発想は、こてこてのベタなギャグと言えます。 でも、漫画家島本和彦の『炎の転校生』『逆境ナイン』を愛読し、車田まさみの『リングにかけろ』『風魔の小次郎』をギャグとは捉えずに感動の涙を流した管理人には、ストライクでした。 もちろん、巨人の星、侍ジャイアンツ、タイガーマスクの最終回に涙して、もう、タイガーいいよ、もういいんだよ、とおいおいと泣いてしまったこともありました。 そんなベタさが好きな僕には、このくだらなさが何ともいえません。 (やっぱり、くだらないのかい!おい!) 今回は、前回の感想、批評を踏まえたのか、会話、描写などが豊かになり、ずいぶん小説らしくなりました。改行も心がけていて、とても読みやすい原稿となってます。 もう、彼はひとりでやっていけるでしょう。 僕の教えることはもう、ないかも知れません。(涙・・・早すぎるよ) 強いて云えば、固執→個室に直しておきました。それと、会話の改行が少し乱れていたために微調整しときました。 今の僕は、大事に育てていた雛鳥が巣立っていくようで涙が止まりません。 haruoさんに小説投稿コーナーの免許皆伝を授与します。 (いくらなんでも早すぎるだろ!!!) しかし、表現の道は長くも険しいものです。 果たして今、書いているものが受けるのかどうか、不安になることがあるかと思います。 そういう時は、その作品を、自分を信じて最後まで 書き終えて下さい。 書き終えることによって新たな何かが見えてくるでしょう。 小説を、日記を書くことは自分自身と向き合う恐ろしい行為でもあります。 自分の嫌な所も見えてきます。 多くの場合、長続きはしません。 強い意志と覚悟が必要です。 しかも、Web上では相手の、読み手の顔も見えない。 そういう時は、自分が面白いと思えるもの、自身が最初の読者として楽しめるものを書いて下さい。 孤独に耐えることはつらいかもしれませんが、そういうときはこのコーナーに投稿して下さい。 では、第3回投稿作品をお待ちしております。(結局、宣伝かい!) 1999.9.5 |