《解説》 那田野狐さん『刑事ジュノウ』について お待たせしました。sakazaki−dcです。 待望の本格SF?ハードボイルド刑事物が登場です。 昔、書いた作品と云うことで投稿して頂きました。 このコーナー2作目の真面目な作品でもあります。 良かった。 いや、こっちの話です。気にしないように。 何て云うか、読んだ後に切なくなる作品です。 こういう作品はおそらく、僕には書けないでしょう。 どうも、切ないのは苦手で、最後はハッピーエンドで、何故か登場人物が笑いながらこけたりする。 そんな話ばかり書いてしまいそうです。 しかし、この話はそれだからいい作品になっているのでしょうね。 青春の悔しさ、若さゆえの過ち、そんな言葉が良く似合うような作品ではないでしょうか。 誰かのために何かをする。 こういう強がりと、生き方は僕は好きです。 カウボーイ・ビバップの最終回を思い出しました。 あれも名作でした。 せつない。 1999.10.28 |